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2017年5月1日月曜日

京都の申込制のお寺。苔寺として有名な西芳寺に行ってきた!

京都で「最も美しい庭園!」「行ってよかった!」「絶対行くべきところ!」として必ず出てくる、
苔寺こと西芳寺。

苔の庭園として有名ですよね!
苔むしたお庭がとっても美しいお寺で、もう10年以上も前の私が高校生の時からずっと行ってみたかったお寺でした。
そして今回、ついに、苔寺!行ってきました!

といっても思い付きで当日行く、なんてことができるお寺ではございません。
苔寺の参拝(観光・見学)は、事前申し込み制です!
その申し込み方法は、往復はがきに希望日時や予約者氏名等を書いて、希望日の一週間前までに届くように送るというもの。
また、観光のみの参拝は不可、写経や読経などの宗教行事に参加しなければなりません
軽い気持ちでは行けません!
ちなみに昔は申込制ではなかったそうなのですが、人気の観光地のあまり多くの人が来てしまい庭園を荒らされてしまったために、申込制にしたとか。。。うーんみんながみんな「お寺のお庭を見たい=厳かな気持ちになりたい」というわけではないのですよね残念ながら。
で、往復はがきを出したら、数日後に参拝証が送られてきました!
こちらがそれです。
※写経をするため細筆持参とのこと。

冥加料3000円と、ちょ、ちょっと高いなあと思ってしまいましたが、気にしないようにしました!

そして当日、遅れないように、時間に余裕を持って到着!
お寺に入る前にお坊さんに参拝証を提示して、入ります。
 入ってすぐ、ちょうど枝垂桜が咲いていてとても綺麗でした!
そのまままっすぐ本堂入口へ向かい冥加料を納めました。
ご住職の説明を聞き、本堂に向かいます。
※本堂は撮影不可なので、写真なしで書いていきます!
本堂には、ひとりひとり写経の準備がされていて、隙間なく座ります。
(一人分のスペースは結構狭いです。大きな荷物は持ち込めないと思います!)
身体的な問題で正座ができない方のために、イスとテーブルも15人分くらいか、用意されていました。※身体的な理由で正座ができない人優先です!

席に着いたらご住職が、「どうぞ写経をおすすめください」とおっしゃったので、始めることにしました。私たちは筆ペンを持ってきていましたが、ひとりひとりに、硯と細筆が用意されていたので、せっかくなので用意されていた細筆で書くことにしました。
しかし、細筆で書くのはすごく難しかったです!般若心経は半紙に薄く印刷されているので、その上をなぞるように書いていいのですが、それなのに、なんてヘタクソなんだ!と悲しくなるくらい難しかったのですが、ここで楽な筆ペンに乗り換えたら負けな気がしたので、最後まで細筆でやり抜きました。
途中、お坊さんたちがとともに般若心経を唱えました。初めて読んだのですが、これも難しかったです!3回唱和するのですが、1回目は追いつけず、2回目でやっとどこを読んでいるかわかるようになって、3回目でやっと読み切ることができました!
読経が終わるとまた写経を再開。筆の柔らかさに苦戦しながら、足をシビラセながら(笑)なんとか書ききりました!

 写経が終わった人から、庭園見学
ほどよい達成感を感じながら、庭園にいくと、なんとまあ!美しい!!
確かに、一面苔!すごく広いお庭なのですが、木、小川、池、橋、島、高低差、配置のバランスが完璧で、どこに立ってどこを見ても絵になる、すごく完成された庭園でした!
一緒にいた友人が、「苔ってこんなに綺麗なんだね、芝生より綺麗じゃない?」と言ってて、確かに!!って思いました。苔って、じめじめで暗ったいイメージでしたが、全然、思ってたより綺麗な緑色で、ほどよく光が入って明るいし、空気も清らかな感じ。
ぽこぽこ丸い苔が、まりもみたい!!!

庭園って巨大な盆栽だと考えると、すごすぎる…。

本当に美しかった。行ってよかったです!
友達も、「自分の中の行ってよかったランキング一位だわ」って言ってました!
申込制のおかげで、人がいすぎず、すごくゆっくり見て回ることができたのでさらによかったです!堪能できました!
京都に行ったら、一度は行くべき。
苔寺、最高でした!